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日立懇全社ビラ 2007年7月
第150号

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全社ビラ
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日立労組
本部要請
いる? いらない? 労働組合

 毎年恒例になっている、日立関連労組の組合員有志による日立労組本部要請を6月1日に行ないました。賃上げできない春闘、はびこる長時間労働、組合員を無理やり動員する選挙活動、労働組合本来の姿が職場から消えています。
 他方で労働組合を必要としている人が増えています。子会社の社員、派遣社員、再雇用者などです。労働組合の存在意義が失われている反面、本来の労働組合を求めている人が増えています。以下に日立労組本部要請での発言を紹介します。(要請内容詳細)

春闘(賃金・労働時間)
今年の春闘について、@要求段階で職場の闘うエネルギーの汲み上げが不十分、A成果主義になって本給レンジの変化がないし、労働分配率も上がっていない、B業績は一時金に反映されるようになり格差が拡大している、C非正規の労働者の増大で組合の組織率が低下している、D労働時間短縮への取組みが不十分などの問題がある。
春闘のアンケート活動をしているが、3〜5万円上げて欲しいという声が多い。管理職で月140時間サービス残業やっている人もいる。人員削減で長時間労働になっている。
サービス残業で労基署の立ち入り調査が行われた。就業時間の管理ができる仕組みが必要である。
男性も女性も働き過ぎが問題なので、労働時間短縮に取り組んでほしい。
成果主義では格付けが上がらない限り賃金は上がらない。今年の春闘での300円は総合職6級と専任職1級の人に配分すると言っているが、とんでもない話だ。賃金の高い人ばかり上げないで、皆を上げるべきだ。

労働組合の組織拡大
子会社の社員
事業再編で職場が混乱している。日立トップからの事業再編で、子会社の経営者では説明もできず、労働組合もないので、社員の不安が広がっている。
別会社化で労働組合の無いところが増えている。10万人の日立労組が3万人になってしまった。子会社や関連会社にも労働組合を作る方針を打ち出してほしい。
派遣社員
派遣社員で半年や1年の人は、有給休暇が少なく、盆・正月の一斉年休は賃金支払いが無いため、生活が苦しくなる。
連合の青年意識調査では、9割の人が非正規労働者に対し何らかの取組みをすべきと答えている。労組が派遣社員に対する取組みをすべき時期にきている。
再雇用者
60歳で雇用されるとき、組合のないところから再雇用されると扶養手当がつかなくなってしまう。年金が支給されるときまで、労働組合として対応して欲しい。
再雇用者の身分保障が無い。再雇用者を組合へ組織する方針を明確にして欲しい。

挙活動
選挙になると職場が暗くなる。動員や支持者集めで、就業時間中や休みの日にも動員させられている。選挙になると価値観が会社と組合が一緒になっている。コンプライアンスと言いながら、善悪の判断が自分でできなくなっている。労働組合として選挙をどうあるべきかを考えてもらいたい。
評議員区の名前で、参議院選の候補者への激励メッセージを書いて、事務所に飾ると言っている。労働組合としてゆき過ぎの選挙活動になっている。


憲法九条は日本とアジアの平和の宝


日立GST
(小田原)
リストラに負けないで
日立懇が門前宣伝行動

 日立グローバルストレージテクノロジーズ社(以下日立GST)は、4年連続巨額の赤字を出し続け、この状況を打開するため事業の集約・再編・人員削減の「リストラ」策を打ち出しました。小田原事業所では200名の関連会社等への出向・転籍、新たに100名の人員削減を発表しました。
 日立懇は、経営陣の失敗を働くものに転嫁するのは許せない、理不尽な退職強要や納得できない出向・転属にはノーの声をあげようと、職場の労働者を励ます門前宣伝行動を6月1日に行ないました。当日は、全国各地の職場から集まった日立懇会員11名、地域支援者2名計13名でハンドマイク、のぼり旗と、にぎやかな門前宣伝となり、約700枚のビラがほぼ完配となりました。初めての門前宣伝のためか、出勤者は硬い表情ではあったが挨拶に快く応えてビラを受け取ってくれました。職場でも、「ビラ読みました」「リストラ反対です」という反応もありました。
 その後、職場では、「上司との面談で『わがままは言わせない、藤沢に転勤』と言われた」「往復3時間の通勤は辛いが仕方ないか・・・」「ボクは派遣ですから…慣れています。でも、こんなこと慣らされてはいけないのでしょうけれど・・・」「能力開発会社『パソナ』に出向、『1年後自分で仕事を見つけなさい』と言われた」など、働く者の権利を踏みにじるような事態が起こっています。リストラに負けないで、会社の人権侵害と闘っていきましょう。

 理不尽な出向命令にはハッキリ「ノー」と

 日立GSTの職場では、4年連続の赤字のつけを従業員の犠牲によって乗り切ろうとしています。
 5月から始まった面談では「派遣会社へ出向し、1年間キャリア育成した後は、自分で仕事を探せ」などと、解雇に等しい出向命令を強要され続けている女性(勤続27年)がいます。その女性には小学生の息子2人と、病弱な母親と、リストラで失職した夫がいます。
 神奈川県の労働局でも、労働相談の中で、権利濫用に当たる出向命令権は認められないとして、@出向先の労働条件、A人選の合理性、B労働者の生活状況などを、出向させる場合の考慮の対象とすべきとの明確な回答を示しています。
 会社側の都合による一方的な転属を目的にした出向には、ハッキリ「ノー」と声をあげていきましょう。


新人の努力報われず!

 ベテランと同じ生産台数のノルマを命じられた新人派遣労働者は、早朝出勤してまで生産ノルマ達成の為に頑張っている。しかし、早出の手当がつかないタダ働きである。現場責任者は無理するなと声は掛けるが、タダ働きを見て見ぬふり。ノルマが新人とベテランとが同じだと言うのもおかしな話だが、タダ働きを黙認している方もおかしな話だ。本人のやる気と責任感を評価するなら、働いた分の賃金を払うべきだとの声が、周囲から出ている。(日立IEシステム)

電機ユニオンで団体交渉

 日立情映テックで、数十名を対象とした大量解雇が行なわれています。今回解雇の対象となっているのは日立情映テックから他社に派遣されている労働者です。4月下旬に会社から、現在の業務は5月末で終了との連絡があり、数十名が5月末で解雇されました。職場では、5月以降にも解雇が計画されているのではないかとの不安があり、対象の職場の方から相談が寄せられたため、すぐに労働組合電機ユニオン≠ノ加入し、6月1日(金)と6月20日(水)に会社との団体交渉を行ないました。電機ユニオンでは、派遣など非正規雇用労働者の生活を守るため、引き続き仕事を確保し解雇は行なわない事を求めています。(日立情映テック)

選挙での押しつけをやめて

 日立労組横浜支部では5月11日に参議院議員の特定候補を支援する会を発足させました。HP機関紙では、「発足会には、この支援する会において活動の中心的役割を担っていただく、評議員や職場委員、専門委員の皆さんに出席頂きました」など、日立労組の組織まる抱えの支援する会であることを明らかにしています。さらに職場には「評議員区組合員は参議院議員候補○○を応援します!」と書かれた応援ポスターが組合員全員に回覧され、応援メッセージを各組合員に記入依頼する文章が添付されていました。選挙投票日まで組合ホールに展示するそうです。(右へ→)

組合が支援する候補者を、組合員も支援するのが当然というやり方は、明らかに問題があると思います。押しつけはやめてください。(日立労組横浜支部組合員)


フットサルで職場交流


 5月下旬から6月初旬にかけて定時後に試合が行なわれましたが、32チームが参加しました。事業所の真ん中にあるグラウンドで2つのフットサルコートを使用し、1日に4試合が開催されました。試合当日は参加しているチームの職場の人をはじめ、大勢が観戦し大変盛り上がりました。グラウンドはちょうど本館からも見下ろせる位置にあるため、本館の中から観戦した人もいました。途中、雨により試合が延期になった日もありましたが、無事全ての試合日程を消化することができ、職場内外の交流を深める機会となりました。(ルネサス・武蔵)

派遣の品格

 派遣社員が職場に配属されて数年たち、一人前の仕事をしている人達が増えています。そして最近、正規の新入社員が配属されて来ていますが、仕事はまだ十分にはできません。そこで派遣社員が正社員の面倒を見たり、仕事に対する責任を任されたりしています。しかし待遇は低いままで、会社は派遣社員を都合よく利用しているだけという感じです。派遣の品格に見合った待遇改善が必要です。(日立アプライアンス・清水)
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