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日立懇全社ビラ
2011年4月
第187号 |
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非正規雇用労働者の正規化と待遇改善を 今春闘は、労組が会社回答を受け入れて集約方向を表明しました。久し振りの好業績に大いに期待した職場では、痛烈な抗議の声があがっています。「やっと業績を回復させたのに、組合は何で賃上げを要求しないんだ。会社だって、従業員の生活を少しは考えてくれよ。労使が一緒になって、いじめないでほしい」 また、今春闘では連合がパート、派遣などの「非正規共闘」を新設して、従来から電機懇や全労連などが取組んできた非正規雇用労働者の正規化と待遇の改善をめざす闘いに、新たな動きが始まっています。 ◎頑張ってもステップアップが見込めない いま、パートや派遣など、様々な名称で雇用されている非正規雇用労働者が増えて、全労働者の3分の1、青年や女性では5割を超えています。 恒常的な仕事をしているのに、短期の有期雇用契約で、いつ雇止めされるかわからない不安定雇用です。また、賃金は極めて低く、年収二〇〇万円以下の、いわゆるワーキングプアが一〇九九万人と民間労働者の4分の1を占め、結婚や子育てもできない状態に置かれています。 厚生労働省が平成21年9月に、15歳以上の全国の有期契約労働者五〇〇〇人に行なった実態調査(左図)では、仕事に不満がある理由(三つまでの複数回答)として、「頑張っても、ステップアップが見込めないから」、「いつ解雇・雇止めされるかわからないから」、「賃金水準が正社員に比べて低いから」などが、3割以上の回答となっています。 ◎非正規雇用問題の解決は急務 日本中で聞かれる非正規雇用の労働者の切実な声は、人間として生きるために心の底から出てくるうめき声です。この問題を急いで解決し、日立関連の職場で働くすべての労働者が安心して働き、能力を充分に発揮できる労働環境をつくることが、労使の社会的責任としても、求められているのではないでしょうか。 HDD事業売却に職場騒然 日立製作所は3月7日、パソコンやデジタル家電のデータ記録に使うハードディスク駆動装置事業(日立GST)を米ウエスタン・デジタル(WD)に売却すると発表しました。売却額は約43億ドル(約3500億円)。 3月8日朝、日立GSTの従業員を集め、日本法人の社長が説明しました。社員からは雇用はどうなるのか、不安がうずまいていたそうです。組合は翌日、会社と交渉した報告書を組合員に配布しました。 小田原で日立GSTと同じ敷地内にあるRSD事業部の社員や、周辺の下請け、系列の人たちも不安をもらしています。工場の中は、この話でもちきりになりました。 日立工機は希望者全員を再雇用せよ 日立懇は3月7日朝、JR品川駅港南口日立工機本社前で、春闘勝利と、日立工機の堀さんの再雇用を早期に実現させる取り組みとして、宣伝行動を行いました。日立懇、電機懇・NEC懇から10名が参加しました。 品川駅から出勤する人たちに、横断幕と旗を掲げて、日立懇全社ビラ3月号と、宣伝行動用に作成した日立懇号外「日立工機は「高齢法」を遵守し希望者全員を再雇用せよ」をセットで配布しました。 また多くの人がハンドマイクで出勤者に、今年の春闘で大幅賃上げと雇用確保を実現しようと呼びかけながら、日立工機に対して、社会的責任を果たして堀さんの一刻も早い再雇用実現を訴えました。 別の通路からわざわざビラをもらいに来た人、他人事ではないと話しかけてきて、懇談する人もいました。
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