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11年04月号
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非正規雇用労働者の正規化と待遇改善を
 今春闘は、労組が会社回答を受け入れて集約方向を表明しました。久し振りの好業績に大いに期待した職場では、痛烈な抗議の声があがっています。「やっと業績を回復させたのに、組合は何で賃上げを要求しないんだ。会社だって、従業員の生活を少しは考えてくれよ。労使が一緒になって、いじめないでほしい」
 また、今春闘では連合がパート、派遣などの「非正規共闘」を新設して、従来から電機懇や全労連などが取組んできた非正規雇用労働者の正規化と待遇の改善をめざす闘いに、新たな動きが始まっています。

◎頑張ってもステップアップが見込めない
 いま、パートや派遣など、様々な名称で雇用されている非正規雇用労働者が増えて、全労働者の3分の1、青年や女性では5割を超えています。
 恒常的な仕事をしているのに、短期の有期雇用契約で、いつ雇止めされるかわからない不安定雇用です。また、賃金は極めて低く、年収二〇〇万円以下の、いわゆるワーキングプアが一〇九九万人と民間労働者の4分の1を占め、結婚や子育てもできない状態に置かれています。
 厚生労働省が平成21年9月に、15歳以上の全国の有期契約労働者五〇〇〇人に行なった実態調査(左図)では、仕事に不満がある理由(三つまでの複数回答)として、「頑張っても、ステップアップが見込めないから」、「いつ解雇・雇止めされるかわからないから」、「賃金水準が正社員に比べて低いから」などが、3割以上の回答となっています。

◎非正規雇用問題の解決は急務
 日本中で聞かれる非正規雇用の労働者の切実な声は、人間として生きるために心の底から出てくるうめき声です。この問題を急いで解決し、日立関連の職場で働くすべての労働者が安心して働き、能力を充分に発揮できる労働環境をつくることが、労使の社会的責任としても、求められているのではないでしょうか。

HDD事業売却に職場騒然

 日立製作所は3月7日、パソコンやデジタル家電のデータ記録に使うハードディスク駆動装置事業(日立GST)を米ウエスタン・デジタル(WD)に売却すると発表しました。売却額は約43億ドル(約3500億円)。
 3月8日朝、日立GSTの従業員を集め、日本法人の社長が説明しました。社員からは雇用はどうなるのか、不安がうずまいていたそうです。組合は翌日、会社と交渉した報告書を組合員に配布しました。
 小田原で日立GSTと同じ敷地内にあるRSD事業部の社員や、周辺の下請け、系列の人たちも不安をもらしています。工場の中は、この話でもちきりになりました。

日立工機は希望者全員を再雇用せよ

 日立懇は3月7日朝、JR品川駅港南口日立工機本社前で、春闘勝利と、日立工機の堀さんの再雇用を早期に実現させる取り組みとして、宣伝行動を行いました。日立懇、電機懇・NEC懇から10名が参加しました。
 品川駅から出勤する人たちに、横断幕と旗を掲げて、日立懇全社ビラ3月号と、宣伝行動用に作成した日立懇号外「日立工機は「高齢法」を遵守し希望者全員を再雇用せよ」をセットで配布しました。
 また多くの人がハンドマイクで出勤者に、今年の春闘で大幅賃上げと雇用確保を実現しようと呼びかけながら、日立工機に対して、社会的責任を果たして堀さんの一刻も早い再雇用実現を訴えました。
 別の通路からわざわざビラをもらいに来た人、他人事ではないと話しかけてきて、懇談する人もいました。


■実力が認められる処遇制度を
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 最近自分の会社の周囲を見ていると、実力がないと皆が考えている人に限って、処遇がよかったり、実力があると認められている人に限って、処遇が悪かったりしています。また、概して実力のない人で処遇がいい人は、上長に対して服従的であったり、よく機嫌を取ることを言ったりしている場合があります。他の日立関連の工場にもそういう人がいるようですが、やめてほしいと思います。


再雇用に強く期待
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 最近定年で辞めた人に堀さんの再雇用を求めるチラシを見せると「この通りだよ。なんで会社は再雇用しないんだ」「辞めたら(会社)は全然ダメだよ」と言っていた。
 聞けばまだ子供が大学に通っているとの事、仕事探しにハローワークに通っているとの事で、再雇用に強く期待しているのを感じた。
(日立工機)

粉塵問題は迅速な対応と対策を!
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 製品組立現場や発送場で2年位前から粉塵が舞うようになり、積もり始めた。最近は作業服や部品棚、パレットなどが直ぐに茶色に染り、働く人達は健康を害するのでは、と心配と不安で一杯。
 粉塵の発生元を調べて欲しいと会社に発生当時、直ぐに訴えたが会社は長期間、何の対策も調査もせず放置。やっと重い腰を上げた会社の対応に「心頭を滅却すれば粉塵もまた良し」とでも言いたかったのか、と人ごとの安全衛生意識と認識の低さに社員達からはブーイング。
(日立アイイーシステム)

賃下げの恒久化提案
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 (日立超L)では、2月4日に会社から人件費・奨励金などの削減や事業所の閉鎖などについて申し入れがあり、労働組合との協議が行われて来ました。
 申し入れの内容は、@2010年度に実施されていた基準内賃金の3%減額の恒久化、A業務手当の廃止、B時間外労働手当の法定割増率への引下げ、C財形貯蓄奨励金の廃止、D青梅事業所の廃止、等です。
 賃下げの恒久化、時間外手当の引下げは、春闘での「現行賃金体系の維持を図る」という方針にも反するため、労働組合としては受け入れられないと主張してきました。その結果、基準内賃金と時間外手当については2011年度末までの時限措置とすると修正され、それを受け入れる事となりました。
 経営環境の変化等で会社の業績が悪化している事は分かりますがが、現状を打開するためには労使双方による一層真剣な取り組みが必要だと思います。
(日立超L)

残業時間が長くて
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 残業時間が長い日が1年ほど続いています。月に50〜60時間、多い月は100時間近く残業をしています。入社当時から「残業時間を稼がないと売り上げにならない」という理由を聞かされてきました。日本の労働者は年間2100時間働いていると言われています。職場の人の多くは年間約2400時間働いています。
 平日は自宅に帰ったら10時を過ぎて11時や12時近くになり自分の時間は全くありません。職場の後輩は「日本だけ労働時間が長いですよね、世界は年間1500時間とか1600時間と言っているのに…」とつぶやいていました。
 「残業時間が減ると給与が減ってしまうのでは?」という不安もあります。しかし残業ありきの給与ではなく定時間働いて生活していける給与をもらえるのが本来の姿のはずです。
 平日も人間らしく生きられるような働き方を望みます。
(関連ソフト会社)

復旧活動は安心できる労務施策で
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 3月11日に発生した東日本大震災は職場に甚大な被害をもたらしました。建屋や生産設備の損傷が激しく、地震発生から一週間は休業でした。3月22日から全員出勤となりましたが、損壊した職場から安全な職場への移動や後片付けが中心です。ガソリンがなくJRも不通のため遠方からの通勤者は臨時バスなどを利用して、長時間かけて出退勤しています。そのため10時始業にするなどフレキシブルな勤務としています。
 一方で休業5日間は「休業(災害事変)」扱いで賃金保障75%です。年休への振り替えはできず、2万円程度の減収になります。派遣社員は、対応は派遣元で、となっており「俺たちの休業保障はどうなるか」と心配しています。
(日立・大みか)


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