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日立懇全社ビラ
2013年11・12月
第204号 |
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「暴走・生活破壊」アベノミクスから生活守る春闘へ 労働者の賃金が上がり、安定した雇用が拡大しなければ、景気の回復も生活の向上もありえません。しかし、厚労省の「毎月勤労統計調査」によると、8月分の所定内賃金が前年同月比で0・6%減となり、ついに15カ月連続の減少となりました。一時金を加えた総額でかろうじてプラスになったとはいえ、賃金の基本ベースである所定内賃金が安倍政権になって一度も上がらず、下がる一方になっています。 消費者物価指数0.8%上昇(前年同月比)3カ月連続プラス 一方で、異次元の規制緩和で円安・インフレが促進された結果、円安の影響を受ける電気、ガソリン、マヨネーズ、小麦粉などが次々に値上げされました。8月の全国の消費者物価指数は、価格変動が大きい生鮮食品をのぞいた総合指数において前年同月比0・8%の上昇となりました。 来年4月に消費税が8%にアップ さらに、安倍首相は来年4月から消費税率を3%アップさせ8%にすることを表明しました。国民負担は8兆円増にもなり、生活や暮らしが成り立たなくなり、景気も冷え込むことが予想されます。その対策として安倍政権が持ち出してきたのが「法人税を減税し賃上げ」をと宣伝しています。しかし、今まで法人税をさんざん下げてきても賃上げどころか賃金は下がり続けています。日経の「社長アンケート」でも「月例賃金の引き上げを検討する」はわずか2・7%にすぎません。その5倍の13%は「賃上げできない」と回答しています。 リストラ地獄の電機産業でも内部留保はガッポリ溜め込む 来年の14春闘は、「生活を守る」春闘になります。黙っていたら我々の生活はいっそう悪いものになります。電機産業は、公表されているリストラ・ 人員削減だけで19万人となっています(電機懇集計)。しかし内部留保を検証すると、1万人を削減するNECでも268億円増やし4850億円に、8万人以上を削減するパナソニックは、7千億円減らしましたが、2兆1千億円も内部留保を持っています。日立はリーマンショック時に少し減らしましたが、その後毎年積み増しして2兆9千億円。賃金のベースアップができる財力を充分持っています。 ベースアップは「要求し闘ってこそ」実現できる 「物価上昇と消費税増税」で確実に生計費は3~4%は上昇します。日立の川村会長も「従来は賃金体系維持という方向性だったが(来年)それよりは踏み込んだ対応を考えたい」と発言(日経)。 来年の春闘では、生活を守るために大幅な賃上げと非正規雇用の正社員化実現、派遣・ 請負労働者の時給千円以上へのアップ実現などに向け、皆で要求、皆でたたかえる春闘にしていきましょう。2008年以来のベースアップを実現するチャンスとなっています。 日立グループでの雇用確保に責任を持て (日立コンシ)では9月27日、移管先の決まっていなかった事業の移管(2014年4月1日に移管)の申入れが会社から労組横浜支部に行なわれ、すべての事業の移管先が確定して会社解散の日程が決まりました。 しかし、移管する事業から外され、業務引継ぎをさせられて担当する仕事を奪われた社員は4カ月求職活動を続けてきましたが、10月半ばになっても異動先が決まっていない人が多くいるのが現状です。 会社は9月6日に2013年10月1日付の職制改正・人事異動を発表し、SIBセンタを新設、横浜センタに10グループを新設して、出向者や移管する事業から外された社員を集めました。出向者管理や求職活動をする職場として位置づけられ、求職活動をする人にはまともな仕事を与えられておらず、日立グループの行動規範に反する行為を行なっていると言えます。そもそも、日立製作所社長が先頭になってテレビ事業に注力し、分社化して(日立コンシ)を設立したのも、テレビ事業を(日立CM)グループへ移管してしまったのも、すべて日立製作所の方針で行なったことです。日立製作所が責任を持って全社員に日立グループでの雇用を確保するのが当然なのではないでしょうか。早期退職の勧奨や日立グループ外への追出しなどで社員を犠牲にすることは、決して許されることではありません。 また、求職活動も上長と協力して行なうことになっていますが、会社解散まで5カ月以上あるのに、職場では「日立グループ内の求職は難しい」「会社が解散して残っていたら解雇になる」などという話が出てきています。 日立労組横浜支部は早急に組合員の声を聞き、求職活動に影響のあるこのような言動をやめさせて、会社に約束通りの誠意ある対応を行なわせる必要があるのではないでしょうか。また、組合員一人ひとりを守るために、全力で労働組合の役割を果たすことが求められているのではないでしょうか。
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