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日立懇全社ビラ
2013年9・10月
第203号 |
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これまでの 全社ビラ |
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この働き方はブラック!あなたの職場は? 厚生労働省は、「過重労働重点監督月間」として9月に監督指導などを集中的に実施することを発表しました。 あなたの職場に問題点はありませんか? Q:入社して6年目です。正社員で働き続けていますが、給与が上がりません…。 A:2004年に日立に導入された成果主義賃金制度と、春闘で賃上げがなくなったことが主な原因です。成果主義賃金制度では、①「目標の成果」をクリアしないと賃金が上がらない、②全員が成果を上げても全員は賃上げされない、③賃金のレンジ上限に達すると成果を上げても賃金は上がらない、という制度的な問題があります。 一方、日立アプライアンス(当時日立空調システム)清水事業所で職場の労働者が「賃金引き下げにつながる制度変更は同意できない」と主張し、2年間に及ぶたたかいで、定年まで現行賃金維持を勝ち取り、大幅な賃下げを食い止める事が出来ました。 春闘を含め、賃上げを実現するには、賃上げを職場全体の要求にして、たたかいを作り上げていくことが必要です。 Q:雇用の形態が異なる(パート、期間社員、派遣社員、正社員)だけでなぜ、処遇(給与等)に格差があるのでしょうか? A:労働者派遣法が1986年に導入され、1995年には、当時の日経連が「新時代の日本的経営」で、正社員を減少させ、安い労働力として、非正規労働者を増加させる方針を打ち出し、1999年の派遣労働の原則自由化を契機に、請負、派遣労働が一気に広がりました。 一方で、現行法の処遇格差を禁止する規定である労働基準法第3条、パートタイム労働法8条は、罰則規定が無い努力義務となっているため、遵守されていません。これらの結果として、働き方の違いにより、処遇の違いが生じているのが現状です。また、格差が改善されない原因に、ILO175号条約「均等待遇の原則」を日本が批准していないことがあります。条約を批准させ、国内法の整備を図ること、及び労働条件切下げの動きを阻止する取組みが必要となっています。 今、政府は、正社員を低い労働条件で解雇しやすくする「限定正社員制度」の導入を打ち出しています。日立も制度導入を検討しています。反対の声をあげていきましょう。 Q:つわりが酷くて仕事が辛いです。上司からは『仕事ができないのなら退職するように』と言われてしまいました。仕事は続けたいのだけれど…。 A:男女雇用機会均等法の第9条では婚姻、妊娠、出産を理由として女性労働者に対して解雇や不利益な取扱いをすることを禁止しています。また、日立には、「F.F.プラン(ジェンダー・フリー&ファミリー・フレンドリー・プラン)」で、仕事と家庭の両立支援施策を実施し、男性を含めて全社員の意識向上を図り、職場風土の醸成に力を入れています。 『仕事ができないのなら退職するように』と言う上司は、会社の指針や制度に反していませんか? 社内制度を活用するよう会社や労働組合に申請や要望をしてみてはいかがでしょうか。 Q:グループ会社への事業移管に伴って従業員が部署ごとに転属させられた際、組合は力になってくれませんでした。組合って何のためにあるの? A:労働者の労働条件を守り・向上させることが労働組合の役割であり、中でも労働者の雇用維持は労働組合の最も重要な役割です。 ところが、日立労組を含め今の電機産業の企業内労働組合は、企業の経営施策(事業再編やリストラ)に対して、労働者を守る意識が弱くなっています。労働組合は、職場の実態や要求をきちんと捉えて対応することが大事です。 日立関連職場有志が毎年、日立労組本部要請を行い、職場の実態と要望を労組本部に届けています。労働組合が労働者の立場に立った活動となるように、職場から声をあげて要求していくことが重要です。 早期退職募集数に達しなければ”指名解雇”とは酷すぎる! ルネサスエレクトロニクスは、約3500人の早期退職を8月1日~7日の期間で募集しましたが、未達となり8月29日まで延期をし、さらに募集人員に達しなければ8月26日の週に労働組合に「事業上解雇」(指名解雇)を申し入れると通知しました。 3四半期連続で営業黒字! ルネサスの営業損益は、12年度第4四半期に黒字化となり、13年度第1四半期も営業黒字で、第2四半期も営業黒字と予測しています。4-6月決算での営業利益率は4.9%で、日立並となっています。(下表) ![]() こうした営業黒字経営の中で、「事業上解雇」をするとはあまりにも酷すぎます。 (7-9月決算予測で純損益が赤字になるのは、9月末で早期退職させる特損を計上する為) 退職強要で労働局申告! ルネサス本体の早期退職目標は約2000人で、その対象者に8月1日付で降格された1298人の月俸者がターゲットになり、繰り返しの「面談」が行なわれ、毎週の様に8回も退職強要された管理職の方が労働局に申告し、闘いに立ち上がりました。 電機・情報ユニオンは、全労連やローカルセンターと協同して企業の社会的責任と「雇用と地域経済を守ろう」との大義を掲げて全国的な取り組みを展開しています。
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