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| 日立懇全社ビラ 2009年10月 第172号 |
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物作り現場では 旧豊川工場の実態 パソコン生産から撤退した旧豊川工場では、新会社IEメカ(日立IEの子会社)として再出発し1年が経ちましたが、相変わらず生産はゴタゴタが続いています。 IEメカは、日立オムロンの生産拠点であるEMS(製造専門会社)として発足し、最初に行なったのが、従来の派遣を大量に切ることでした。この影響で人が足らなくなり、間接部門から現場への移動を行なってきました。昨日まで課長職だった人や、総務で仕事をしていた人がラインに立ち、派遣の人たちと一緒に仕事をしています。 得意分野であったプリント基板製造も、技能を持った人が他のラインに移動させられたり、いやになって辞めています。そのため複雑な技能を必要とする仕事は外に出すという、製造会社でありながら、まともな製造ができない状態になるのではと不安になります。 生産に必要な技術や技能は、一朝一夕でできるものではありません。また作業を行うのは人間であり、働く人が意欲をもてない職場では不良が多発し、効率も上がらなくなるのではと、心配の声が出ています。
不況になったとたん、多くの製造現場の派遣労働者が「派遣切り」や「雇止め」で、職を失いました。現在もまだ、仕事が見つからず、失業中の人たちがいます。 派遣労働はもともと、臨時的・一時的な専門業務に限定され、製造現場への派遣は禁止されていました。ところが1999年に派遣労働が原則自由化され、2003年に製造業にまで解禁されました。これが現在の「派遣切り」を横行させ、ワーキングプアを生み出す原因となったのです。 製造現場で働く人を大切にし、モノづくりを伝承していくためにも、今こそ製造業派遣を禁止し、正社員に転換する「派遣法の抜本改正」が必要です。 新しい国会で、改正の可能性と気運が高まっています。製造業派遣や登録型派遣の禁止、派遣先企業に雇用責任を負わせる「直接雇用のみなし規定」、正社員との均等待遇、専門業務の見直しなど、「派遣法の抜本改正」を要求していきましょう。
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