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日立懇全社ビラ 2007年11月
第153号

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08春闘で成果主義をぶっこわせ!


さよなら成果主義  青年からもノー!

 「日本で成果主義で成功した会社はひとつもない」と言われています。
 導入時は高かった青年からの評価も、最近は聞かれなくなりました。日立労組の「07年処遇制度意識調査結果」でも「会社生活への満足度が高まった」のは、20%弱と極めて低い数字となっています。今、成果主義を廃止する時がきているのではないでしょうか。

@結局は人件費の削減が目的だった
 成果主義の導入後、一般社員の賃金はほとんど上がっていません。それに対し役員報酬は急増しています。日立でも株の無償譲渡と言う形で、実質的な役員報酬を倍化させています。得をしたのは役員だけ?

A生活できる賃金が破壊された
 以前の日本の賃金は、年齢によって上がっていき、生活費に応じた額となるように設定されていました。今は、大増税でも賃金は上がらず、生活は苦しくなるばかりです。社会保障の貧しい日本では、実質的な賃下げは生活困窮に直結します。

B働くことへの愛着が低下した
 成果主義の導入によって、仕事に対する意欲はむしろ低下しています。仕事をお金の報酬とだけ結びつけることによって、仕事へのやりがいや、働くことへの愛着が失われてしまったのです。

C職場の人間関係がギクシャクした
 相対評価によって、1人が良くなれば他は悪くなります。職場のなかまで協力することが少なくなり、人間関係がギクシャクし、ストレスが増大しています。

Dうつ病・パワハラが増加した
 長時間労働で一生懸命働いても評価がされない不安、上司によるいじめ(パワハラ)などにより、うつ病になる人が増えています。成果主義はすでに会社を、内部から崩壊し始めています。
 

08年春闘に向け始めます
「電機労働者懇談会」 生活改善要求アンケート

 毎年、恒例の「電機労働者懇談会」の要求アンケートを行ないます。これは電機の職場で働いている皆さんの声を聞き、08春闘での賃上げや、労働条件向上に役立てることを目的としています。正社員・パート・派遣社員等、どなたでも結構です。要求実現は、まず声に出すことから始まります。
 07年のアンケートでは、「成果主義に対する考え」は、「賛成」が14%、「反対」が39%、「どちらとも言えない」が44%でした。特に40〜50代においては、「賛成」が8%に対し、「反対」は55%と過半数を占めました。アンケート結果からも、成果主義の廃止・見直しが必要です。

憲法が守ってきたものは平和・生活・人権

 「偽装請負をなくそう」
 日立懇総会で松下PDP 吉岡氏が訴え


吉岡 力氏(ブログより)
署名用紙はブログより
ダウンロードできます。

 日立懇の第16回総会が、10月6日、東京の豊岡福祉会館にて行われ、争議支援として松下プラズマディスプレイ(PDP)偽装請負解雇事件の吉岡力氏から訴えがありました。
 吉岡氏は、松下PDPの偽装請負を告発し、直接雇用となりましたが、嫌がらせの後、解雇されました。現在、生活が困難ななか、裁判でたたかっています。「偽装請負といった、人間をダメにしてしまう働かせ方をなくし、真面目に働いたらまともな生活ができる世の中にするために、どうしても勝利したい」と、署名の協力等を訴えています。
 吉岡氏は@偽装請負を行なっている企業名の公表、A偽装請負を受け入れている企業に対する罰則、B直接雇用をする場合、「期間の定めのない雇用」とすること、C偽装請負を内部告発した者への嫌がらせの禁止等を求めています。

女性ダイバーシティ(女性の人材活用)で
   F.F.プランUをどう推進していくの?


 10月中旬、本社からF.F.プラン推進(女性ダイバーシティによる人材活用)のために、企画部の女性マネージャーが、RSD事業部(小田原)にインタビューに訪れました。
 これまでF.F.プランUのホームページに掲載される女性陣は、主任技師や部長代理などの高い職位にある女性がほとんどでしたが、職位の有無、職務の区別にかかわらず無作為にインタビューを行ないたいとの目的で、古川社長直命で訪れました。
 RSD調達部の女性全員(正社員6名)を集めてのインタビューでは、それぞれ職歴や現在の仕事での処遇などを中心に率直な意見が交わされました。入社してわずか半年の女性は自身の担当の仕事を任されつつ、一ヶ月もOJT教育で九州へ研修に行っていたら、帰ると仕事がたまっていたとか、2年経った女性は、女性一人男性に混じって会議に参加していると体調が悪い時など苦慮してしまうなど、新人ならではの悩みが出されました。いっぽう、ベテランの10年、20年以上の女性からは、上司から目標管理に対する充分な経営方針の具体的な説明がないまま、ミッションだけを求められる。もっと現場に足を運んで仕事の評価をして欲しいなどの具体的で率直な意見が出されました。
 インタビューに訪れた女性も、F.F.プランUの推進について具体的にどのような施策を行なったらよいのか暗中模索の様子が伺えました。CSR活動の広告塔として、F.F.プランUを“売り”にしたいという期待を込めたいのであれば、もっともっと現場の女性とのコミュニケーションを多くしていくことが求められるのではないでしょうか。

9割は派遣社員

 日立岐阜工場の第2工場では、日立JEの労働者30名にたいして、派遣労働者250名(4割はブラジル、中国、フィリピンの労働者)が大勢生産ラインに入り、プラズマテレビの生産をしています。派遣社員はボーナス、昇給、家族手当などがほとんどありません。今やっている仕事をいつまで続けることができるか、それが一番心配です。(日立JE)

HDD売却報道に衝撃走る

 9月28日 ロイター配信による日立GST売却ニュースは職場に衝撃をもたらしました。日立は「本事業の売却について決定した事実はない」とコメントし、日立GST中西CEO、田宮日本法人社長も同様のコメントをし「…落ち着いて業務に専念してください」と全従業員にメッセージを伝えました。4年連続巨額の赤字を垂れ流す日立GST、売却先まで明らかにした報道に「火の気のないところ煙立たず」だよね…などと話されていました。翌週 小田原・藤沢事業所で統括本部長の事業改善策が示され、最後に10月中旬から11月末にかけて全員とスキルアップめざして『面談』実施するとし、職場では、「なんとしても07年度黒字化の荒療治が始まるぞ」と警戒の声が上がっています。(日立GST)

なんと残ったのは1人だけ!

 設立3周年の日立オムロンが中国輸出等でATM事業が好調である。しかし、働く人には過酷な日々であった。オムロンからの転籍者の約3割に当たる百名余の人が職場を去った。(右へ→)
リストラ退職、別会社への再転籍、自己都合退職等。ある設計職場では、オムロンからの転籍者5名中、残ったのは1人だけ。その内の2名はストレスによる病からの退職で本人の苦悩は計り知れない。会社と職場管理者には「安全と健康を守ることは全てに優先する」の実践こそが求められている。(日立オムロン・旭)

鏡に向かって語るべき

 日立ビルシステムの某営業所で建交労HBSの組合員に対して、ある係長が「他の社員が貴方より遅くまで仕事していても、残業を貴方よりつけていない。目立ちすぎる」旨の発言をしました。この係長は真面目で評判の人物です。会社の指示通り、もしくはその意向にそっての発言と思われます。「サービス残業」は企業犯罪です。会社はコンプライアンスを社員に指導する以前に、鏡に向かって語るべきです。建交労HBSは10月10日付けの会社への申し入れ文書で、事実関係の調査と11月26日期限の回答を求めました。(建交労HBS)

生活切り詰め交通費捻出

 ある派遣労働者は、派遣会社指定のアパート住まいで長距離通勤。通勤費は一定額しか支給されず大赤字。低賃金で生活もままならないのに更に通勤費の自己負担は生活を直撃。通勤費を抑えるため途中まで自転車や徒歩で通勤しているが、自助努力も体力的にもう限界。会社の近くから通勤したい、世間一般並に通勤費は全額支給して欲しい、との要求。長距離通勤で体力を消耗しながらも仕事に影響が出ないようにと涙ぐましい努力をしている。(日立IEシステム)

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