新入社員へ組合加入よびかけ
(株)日立ビルシステムは、新入社員教育を東京の亀有にある研修センターで、毎年4月はじめに行っています。私達、建交労HBS労働組合は、この機会を利用して組合加入のよびかけを門前でしています。職場には、第二組合の「日立ビルシステム労働組合」がありますが、こちらは研修センター内で加入のよびかけをしています。会社が便宜をはかるので、できるのです。新入社員はまず「職場には組合間差別がある」と教育される結果になります。 (建交労HBS)
総合職5級で、"年間45万円も減額!"
(電力)業績改善対策で、春闘後に調整するとしていた一時金の減額について、労組本部から最終結論が提示されました。組合執行部は、「組合員平均で昨年度比約3%、数万円の減額水準であり、生計費相当額を確保することができた」と説明しています。しかし、今年の春闘妥結月数比では平均12・4%の減額です。減額は、職群等級により一律の定額ですが、総合職5級は平均を大幅に越える45万円/年という大幅減額となっています。職場では、「これで家を建てる機会が遠のいた」「S5のレンジ下部の者とS6のレンジ上位の者で支給額が逆転するのはおかしい」「ぎりぎりでローンを組んでいる人は、ニ重のローンを組むことになりかねない」などの怒りと不安の声。 (日立事業所)
制度一元化に不安と不満が
4月からルネサスの制度一元化が始まりました。今年の春闘は、賃金制度が変わっても昨年の賃金相当のところに格付けされただけで賃金の額は同じ。今までは、たとえベースアップはなくても基本給のアップはあったのに。ボーナスは個人業績加算がどのようにつくのかにより昨年より少ないことにもなりかねません。また、監督職群3級は基幹職群2級より2万7千円しか多くありません。「基幹職なら交替勤務をやれば手当てが入るし組長のように重い責任もないわけだから、組長をやっているのが馬鹿らしい」「ほとんどの人が組長になるより指導員のままがいいと言っている」と組長たちは嘆いています。 (ルネサス武蔵) |
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"人の命より無災害記録"とは
人の命より、無災害記録に執着する会社に不安と不満の声。仕事中に病で突然倒れても、大怪我をしても、会社は救急車を呼ぼうとはせず公用車で病院に運ぶ手はずをする。「素人判断で、公用車で病院に運ばれては助かる命も助からないのでは」と、働いている人達の間でヒソヒソ話。「ここで骨を埋める気はないから救急車を呼べ」と叫び声がこだまする・・・。(日立IEシステム)
本体に戻るのも複雑な気持ち
HESCO子会社のヘステックサービスが6月にHESCO本体に合併します。
5年前に分社化してヘステックサービスをつくった時は、「HESCOグループとしての雇用確保の施策である」と説明しました。ところが5年余りで吸収です。
「両社一体での人材の活用、コスト低減が目的で、日立の方針に沿ったもの」とのことです。親会社の都合で、分社化だ、合併だと振り回され、組合も出たり入ったりで。分社化時に組合費を清算して記念品をもらい、退職金までもらいました。職場では、「分社化時に悔しい思いをしたが、人も減り、ヘステックサービスの役割は終わったということか」と複雑な気持ちです。(HESCO)
特急利用の通勤を定年まで許可して!
今年3月に、機械研究所(機研)が土浦から勝田に移転しました。(機研)が土浦に来てから30年経つことから、柏から土浦の間で持ち家した人が多く、1時間半の乗車時間は大変です。単身赴任するほどの距離でもない ため、特急利用が許可されました。「3割の自己負担だが、1時間で着くのでかなり楽だね。しかし、1年間のみの許可となっているので、新幹線利用のように全社的な許可にしてもらいたい」と話していました。 (機研) |